糖尿病科Diabetesについて

消化器内科について

最新の調査で、日本人の40歳以上の3人に1人は糖尿病または糖尿病予備群であることが明らかになりました。糖尿病は、実は身近でありふれている病気なのです。
その一方で糖尿病は、自覚症状が乏しい病気とよくいわれます。そのため、自分が糖尿病にかかっていることに気づかず長年経過してしまう方が多いのが現状です。

健康診断などで血糖値や、HbA1C(ヘモグロビン・エーワンシー)が高いという結果が出ても、痛みや苦しさもないし、仕事が忙しいし、急いで受診しなくてもいいか、とそのままにしてしまっている方が非常に多いのですが、糖尿病を放置すると全身にさまざまな『合併症』をおこしてしまいます。そして、症状があらわれたときにはかなり病気は進行しており、以後の生活に支障をきたすことにもなりかねません。特に、眼や血管に症状が及ぶと、失明や足の組織壊死・切断という危険性もあります。
逆に、糖尿病を早期に発見し、日々の血糖値を上手にコントロールできれば、『合併症』の発症・進展を予防することが可能です。

主な治療

実際に、糖尿病と診断されたら…
「糖尿病」とはじめて担当医にいわれると、多くの方は、「糖尿病ってどんな病気だろう」、「どんな治療をするのだろう」、「将来失明しないだろうか」等、次々と不安が頭をよぎるのではないでしょうか。
動揺したり、自分の病気に向き合えず病院への定期的な通院を中断してしまう方、また、初期のあいだは痛みや苦痛といった症状がないため、自己判断で治療を中断してしまう方も多いようです。
糖尿病は上記のような合併症を来たす怖い病気ですが、日々の血糖を上手にコントロールできれば、合併症の発症・進展を予防することができます。上手なコントロールのためには、単に血糖を正常化させるだけでなく、いつも、患者さん自身が下記の3つについて意識して治療を続けていくことが大事です。

「糖尿病」の知識を深める

ご自分の病気について正しい知識をもっていただくことが大事です。
どんな病気なのか分かってくると、今まで抱いていた余計な不安が取り除かれますし、日々の注意するポイントもだんだん分かってきて、ご自身の糖尿病治療に対するモチベーションがあがってきます。

糖尿病の合併症について把握する

自覚症状は乏しいのにもかかわらず高度に合併症が進展した状態になって始めて糖尿病と診断される場合もあります。ご自身の現在の3大合併症(網膜症・腎症・神経障害)や動脈硬化症の有無について正確に把握しましょう。合併症の種類や程度によっては、食事や運動・薬物療法に特別な考慮が必要になる場合があります。

血糖コントロールを是正させる

食事療法、運動療法、薬物療法の治療の3本柱で血糖をコントロールしていきます。
血糖の下げすぎに気をつけながら、外来で過去1-2ヶ月くらいの血糖コントロールの指標であるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の推移をチェックしていきます。

治療の原則

食事・運動療法
食事療法の基本的な考え方は、カロリー(エネルギー)を必要以上にとらないようにすることです。必要量以上のカロリー摂取は血糖コントロール悪化や体重増加を来たしやすくなります。
また、運動も血糖コントロールの基本的な治療で、血糖を下げる以外にも、血圧を下げる、体重を減らす、高脂血症を予防する、等の効果があります。
そうはいっても、食習慣を大きく変えたり、運動を始めたりするのは大変ですし、せっかく、はじめた食事や運動の習慣を長く続けていくのは、相当忍耐が要りそうです。
スタッフ一同、みなさんが長くコントロールにとりくめるようにサポートしていきます。
薬物治療
1型糖尿病では、治療にインスリン注射が不可欠です。2型糖尿病では、食事療法と運動療法で血糖コントロールを開始するケースが多いですが、それでも十分なコントロールが得られない場合、補助的に経口血糖降下薬(飲み薬)による治療を行ないます。
飲み薬には、様々な種類があります。2型糖尿病患者さんの膵臓からのインスリンの出具合や、効き具合は人それぞれなので、その人に見合った薬の選択が重要になります。
飲み薬を飲んでもまだ、十分なコントロールが得られない場合や、効かなくなった場合、インスリン注射による治療が必要になります。インスリン注射にもいろいろと種類があり、患者さんにより必要な単位数が異なります。

糖尿病科が対象とする疾患

高血糖、脂質異常、低血糖、高血圧、肥満電解質異常など

糖尿病科での検査

  • 経口ブドウ糖負荷試験
  • 持続血糖モニター (CGM)
  • 各種内分泌負荷試験

糖尿病科スケジュール 

 
午前 川村
午後 川村


休診情報

  • 休診情報はありません。

医師紹介

川村 光信
川村 光信(かわむら みつのぶ)
卒業大学 1979年 旭川医科大学卒
主な経歴 1979年 旭川医科大学卒業、東京逓信病院内科系研修医

1981年 東京逓信病院 内科勤務

1990年 University of Kentucky(USA) Research Fellow

1991年 University of Washington(USA) Research Fellow

1999年 北京郵政総医院(北京大学医学部、第八医学院 [当時]) 招聘教授

2004年(-2018年3月)東京医科歯科大学 医学部非常勤講師、臨床教授

2012年 東京逓信病院 内科・内分泌代謝内科部長、東京逓信病院栄養管理室室長

2018年4月

新宿海上ビル診療所・小金井つるかめクリニック

(準常勤医)として勤務。現在に至る
専門領域 糖尿病・内分泌代謝内科、内科一般

医学博士(1990年 東京大学)

日本内科学会 総合内科専門医・指導医

日本動脈硬化学会 専門医・指導医・評議員

日本内分泌学会 専門医・指導医・評議員

日本糖尿病学会 専門医・指導医・評議員

日本肥満学会  専門医・指導医・評議員

受診される方へのメッセージ

2018年4月から準常勤医として勤務させていただくことになった川村光信と申します。

元々、総合内科診療を志望していました。卒後10年くらいまでは、内分泌代謝疾患を中心に、血液疾患、膠原病疾患、神経疾患など多方面の診療を行っていましたが、米国留学の際「糖尿病と脂質代謝・動脈硬化」に関する研究生活を送ったのを契機に長年糖尿病・内分泌代謝疾患の専門診療・研究・教育に従事することになりました。

2018年3月で前職を定年退職し、再び完全な実臨床の場に従事することに致しました。しかしこの長い月日の間に、内分泌代謝疾患の分野は言わずもがな、他の分野においても進歩は著しく、現在、日々知識のbrush upに追われています。可能な限り新しい情報の収集に努め、いずれの分野においても患者さんに最新・最適の医療を提供し、地域医療に貢献したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。なお、より正確な診療を行うためには、患者さんご自身から多くの情報を伝えていただくことがとても大切です。(診療は患者さんと医療者の共同作業です。患者さんから正しく病状を伝えていただき、それを医者が的確に判断することによって80-90%の診断は付くと言われています)

是非、ご自分の健康・病気に関心を持ち、正しい情報を提供してくださるようお願い申し上げます。