こんにちは、ミラザ新宿つるかめクリニックの岡本です。昨年(2023年)の9月に思い立って、体重を減らすことにしました。半年かけて学生時代の体重 64kgを目指したのです。毎朝4時半に愛犬の「ワン」という一声で起床し、体重計にのって記録したスマホの画面です。7カ月で5kg減りました。
4年前に受けた人間ドックで体重は72kg、肥満度指数(BMI)は25、お腹周りが95cmでした。身長170cmの私にとって標準となる体重が64kg(BMIで22)です。高齢者の仲間入りをしてカラダのことがいろいろ気になっていた私は、誕生月を迎えて一念発起したのでした。
チャレンジして学んだことがたくさんありました。ここでは三つご紹介します。
一つめは、「体重は日々変わる」ということです。測り方の誤差もあるでしょう。でも、ちょっと食べ過ぎたかなと思った翌朝には1kgくらいは違っていました。
二つめは「腹八分目」です。それまでは自分が何をどれくらい食べているのか、全く無頓着でした。そこで、無料のアプリを活用してまずはカロリーをチェックしてみたのです。食事ごとに正確にカロリーを計算するのは性に合いませんから、おおまかにしています。でも、例えば食パン1枚が140キロカロリーもあるなんてことも知りませんでした。目標にしたのは1,920キロカロリー。妻にも協力してもらい続けてみると体重が減ってきていることを実感し、「少しお腹が空いた感じ」がちょうどいいのだなと分かりました。
そして三つめは「ロコモの黄信号(立ったり、歩いたりする身体能力の低下)」です。毎朝、靴下を履く際には椅子に腰掛けていました。ところがある朝、立ったままで履こうとしてふらつくことに気づいたのです。頭をよぎったのは「ロコモ?」の不安です。そこでYouTubeでチェックしてみました。立ち上がりテストです(厚生労働省のホームページでも紹介されています:厚労省 ロコモ度テスト)。高さ40cmの台に座って両腕を胸の前で組み、まずは両脚で立ち上がります。これは難なくできました。次に片脚で立ち上がります。これ、けっこうキツいです。私は立ち上がることができませんでした(ロコモ度1)。ロコモは始まっていたのです。転倒・骨折は要介護になる原因の第3位です。取り組んだのはスクワットをはじめとする筋力トレーニングと週1回のジョギングです。これも体重には良かったかもしれません。毎朝のテレビ体操も習慣になりました。
ワンコとの散歩も日課にしていることは言うまでもありません。できればあと30分、寝ていてくれるとうれしいのですが・・・・・